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073/■工務店とハウスメーカー

前回は建築家による住宅の設計施工を紹介しましたが、やはり気になるのは数としては多い工務店とハウスメーカーで家を建てる時の話を簡単に紹介します。
■工務店
一言で「工務店」といっても、規模や実績は様々で営業部、設計部などを持ちハウスメーカーと変わらない大規模な会社から、町の大工さんという感じの小さな会社までさまざまです。また、伝統的な和風住宅を得意とするところや、デザインセンスを売り物にしているところ、フランチャイズチェーンに加盟し割安な価格を前面に打ち出しているところなど、いろいろ個性があります。工務店に頼む場合はまず、その会社がどの程度の規模で、どんな実績があるのかを確認しましょう。単純に規模が大きければいいということではなく、住まいづくりに対する姿勢や技術力などを含めトータルに判断することが大事です。
 
工務店の一般的な特徴としては、地域密着で仕事をしているケースが多く、気候風土から生活習慣、建築材料、間取りなどまでその地域の住まいづくりに精通していることがあげられます。施工例は当然、地元に集中しており、実際にどんな家を建てたのか、気軽に見学にいけるという点もメリット。これまでの施主を紹介してもらい、ぜひ話を聞いてみましょう。
 
工務店でも近年はツーバイフォー工法などを手がけるケースが増えていますが、工法としては在来木造が中心です。在来木造はもともと設計の自由度が高く、狭小地や変形敷地にも柔軟に対応できます。また、工務店は通常、標準仕様や規格プランを用意しているわけではなく、価格の面でも施主の予算に合わせてかなり柔軟に対応してくれます。
 
一方、工務店の中には、その信用力に不安を感じるところもあるでしょう。そうした場合には、(財)住宅保証機構などが用意している完成保証制度が利用できるかどうかをチェックしてみましょう。完成保証制度とは、施工会社が万一、工事中に倒産した場合、保険金などで工事の完成を保証するもので、施主にとっては大きな安心になります。


■ハウスメーカー
ハウスメーカーとは通常、全国に営業拠点を展開し、工場生産による規格化された部材で住宅を建てる施工会社のことをいいます。工法としてはプレハブ工法が中心ですが、在来木造(プレカット)やツーバイフォー工法を扱うところもあります。企業規模が大きく、CMなどを積極的に行っているため、知名度が高いところが多いといえます。

特徴としては、主要部材を工場で製造・加工するため精度や品質が安定し、工期も比較的短い点があげられます。また、各社とも構造・工法や部材の研究に力を入れ、ユーザーの声なども反映させながら商品開発を進めています。新しいデザイン、間取り、素材、工法などの開発力に優れているのも、ハウスメーカーならではの魅力といえるでしょう。
 
ハウスメーカーの多くは、全国各地の住宅展示場にモデルハウスを建てています。モデルハウスを訪ねれば、商品パンフレットや各種資料が手に入りますし、実際の建物を確かめることもできます。営業マンに資金計画や税金のことなどいろいろ相談するのもいいでしょう。
 
一方、ハウスメーカーの場合、主要部材を工場生産していることなどからプランに一定の制限がともない、敷地条件によっては建てられないことがあります。また、外観のデザインなども商品によって基本パターンが決まっており、自由に変更するわけにはいかないことが多いようです。こうした制約についてはあらかじめ確認しておく必要があります。


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