FC2ブログ

075/■住宅の構造

今では住宅の構造・工法にはさまざまのタイプがありますが、構造の構成要素はほぼ同じです。  
住宅の構造は建物を形づくるうえで欠くことのできない主要部分ですが、そこに使われる主な材質によって木造、鉄骨造(プレハブ)、鉄筋コンクリート造(RC)の3タイプに大別されます。さらに、木造は在来(軸組)工法と2×4(ツーバイフォー)工法、鉄筋コンクリート造はラーメン構造と壁式構造とに分類することができます。
我家でも採用した基本木造構造の在来(軸組)工法は建物の荷重を柱や梁(はり)といった「軸組」で支えるのに対して、2×4(ツーバイフォー)工法は「壁」で支えるといった違いがあります。構造を構成する要素はどの構造・工法でもほぼ同じで、「基礎」「土台」「床組」「軸組(柱・梁・筋交い)」「耐力壁」「小屋組」などからなっています。
「住宅品質確保促進法」における「10年間の瑕疵担保責任の義務化(つまり「10年間の保証義務」)」の対象となるのは、ここにあげた構造耐力上主要な部分および屋根や外壁など雨水の浸入を防ぐ部分です。
 
建築物において床や壁、梁と骨格となる「躯体(くたい)」は、そこに使われている素材と、どのような組み立て方(様式)をしているかによって、基本的に6つのタイプ(工法)に分類されます。
軸組は、柱と梁といった軸の組み合わせで構造体を形成するもので、いわば“点”と“線”で建物を支えます。
壁式は、前後左右4面の壁にその上の天井と下側の床を加えた“箱(6面体)”が構造体の基本となっており、建物を“面”で支えます。

軸組は、極端ないい方をすれば柱と梁さえしっかりしていれば壁がなくても家は自立するわけです。こうした特性は大開口など設計の自由度を高め、大きな吹抜けを設けたりすることができます。壁式に比べて強度の面で疑問が言われることもありますが、柱や梁を適正な強度が得られる太さにする、斜材や筋交い、耐力壁を適正に配置する、柱と梁の接合部を金具などで補強するといった対策(我家ではこれらを採用)をすることで、優れた耐震性や耐風性を確保することができます。

一方壁式は、壁で構造を支えるため、荷重に応じて適切な位置に壁を設置する必要や、開口部の大きさに制限があるなど、軸組に比べて設計の自由度は低くなります。そのかわり、支える原理が面となっているため強度が高く、優れた耐震性・耐風性を発揮。さらに、気密性も高いことから、耐火性・遮音性・省エネ性に優れています。最近では軸組と壁式双方の利点・長所を取り入れた工法も登場しており、適正な強度を確保しながら、より自由な設計も可能となっています。


●この記事が参考になった!
という方は↓カチッと応援よろしくお願いします。
人気blogランキングへ
スポンサーサイト



theme : 住宅・不動産
genre : ライフ

月別アーカイブ