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016/■我家の空間構成

本当は図面を見ながらだとわかりやすいですが、ここでは簡単に想像をしながらイメージを膨らませて下さい。
空間構成なんていうと何だか理屈っぽいですが、よは間取りの話をします。
我家の部屋に対する必須条件は「4つの寝室」と「大きな納戸」とおおまかなものでした。当然、理想はオーディオルームや書斎、地下室などあげたらキリがないですが。中でも寝室はフレキシブルに対応できるように、2部屋間の壁を稼動式として、オープンに使えるようになってます。設計前から自分の頭の中にイメージがあったキッチンは、といあえず甲村氏に任せてみました。なんとなくオープンというイメージは伝えといたんですが、結果、閉鎖タイプのキッチンだったのでこれだけはリビング空間に出すようにお願いしました。甲村氏は一番生活感の出やすいキッチンを、一番目立つところに出すのに、母親に対しても気を使ったようです。これに対し、母親はリビングと一体でというのには賛成でしたが、手元を隠すカウンターは欲しいといいました。でも私は100%キッチンは隠さない!と決めていて、母親には何とか納得してもらい100%オープンなリビング・ダイニング・キッチンができました。天井高さも4m近く、狭いけど広さ感を出す空間となります。その他、水周りであるメイントイレ、洗面、ユーティリティー、風呂をタイトにまとめ給排水などの配管なども効率良くまとまりました。1階では寝室と一体化できる小さな和室を設け、普段は玄関の前室や多目的室として利用可能です。その他、玄関近くは希望通りの納戸や各種収納を設けてます。
また、この家で一番に時間をかけこだわったのが階段の位置です。私の考えに住宅の階段は、その家の品格のすべてを決定してしまうほど重要だと考えます。階段はデザインを重視すれば魅せる階段として、直線のシースルー階段などあげられますが、今回は品格を考え玄関からは見せずに、かつ玄関から近い場所を希望しました。また、ひとつしかない階段は家の中心を理想としました。そして、私が特に重視したのが、毎回の上り下りでのアプローチにドラマ性が必要と願いました。結果、中庭に面した外の季節や天気が感じられるガラス張りの、明るい階段で1階と2階のイメージ転換の機能も持つ、理想の階段となりました。
建物全体のボリュームを大きくして欲しくなかったので、3階建ても初めから断りましたが、屋上やリビングと視覚的につながるウッドデッキと、狭い土地ながらなんとか駐車スペースを確保し、小さな庭も2箇所確保し開放感は得られました。
最近は「明るい家~開放的な空間」など本当に実際の面積以上に広さを感じます。限られた土地と予算でいかに無駄なく、広く魅せるかが建築家の腕の見せ所ですね。
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■写真は完成予想模型

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theme : 暮らし・生活
genre : ライフ

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