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019/■こだわりの植栽

2004年5月20日小雨の降る中、現場では8人の造園屋と2人のとび職、そして現場監督と一本の樹木に奮闘していました。本来植栽は、建築工事でも最後の最後におこなう作業ですが、シラカバという高地樹木の植え込み時期を考慮し、早くの植樹となりました。
今回は2つのミニ中庭空間にそれぞれシンボルツリーとして、ヒメシャラとシラカバを選定しました。中でも計画当初から僕がこの家のメインツリーとして、特にこだわったのがシラカンバです。本来は高山の樹木で関東地方ではあまり見かけることができませんが、その白い幹と繊細な枝ぶり、新緑の美しさやそして秋に見せる黄紅葉が見事なことから、是非!とお願いしたものです。
軽井沢や清里に思い出される高原の清清しい、シラカバの群生とはいきませんが、僕がイメージする1階和室からの白い株立ちの様子と、2階リビングやウッドデッキから眺める繊細な枝ぶりは格別です。
さてこのシラカンバは僕の方で、株立ちで幹が出来るだけ白いものと指定していました。しかし、現場の方から2つの植木屋に現地を下見してもらったところ、2件ともここでは枯れる可能性が高いからおすすめ出来ないとの指摘をうけました。造園屋、施工業者、建築家や両親と全員に反対されましたが、川崎の宮前区にある造園屋が、群馬県の嬬恋にある3株のシラカバ(写真)から選んで下さいと、僕の理想とする樹を探してくれました。
結果、根の大きさ1.4m、高さ7m超の住宅としては異例のサイズの植樹となりました。
そして一年が経過したこの夏の終わりに、シラカバを探してくれた造園屋に剪定と消毒を依頼。50センチ以上伸びた枝や枯れた枝を剪定、コナガの幼虫が発生したので、消毒をおこないました。
秋には黄色い紅葉、冬の落葉に新緑や花や実などを一通り経験して、何とか枯れずに育っています。朝は小鳥が枝を飛びまわり、陽光まぶしい白い幹は、植栽後5年ほどで黒くなってしまうとか・・・でも頑張って経過を見守りたいです。
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■1階和室からは株立ちの白い幹、2階からは清清しい葉の眺め

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