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055/■外断熱の家

いわゆるデザイナーズ住宅の多くは、大きな開口部があったり、中は仕切りのない大空間だったりして気持ちよく暮らせそうですが、一方で気になるのが空調のことです。暑かったり、寒かったりしないのかと誰もが思う疑問でしょう。
多くの新築住宅は、基礎、壁、屋根など外側から断熱材を当て、その上から外装材で仕上げている「外断熱」です。これまでの在来工法では、柱と柱の間の壁に断熱材を埋め込んでいたのが、柱も含め断熱材で、すっぽりと覆う仕組みです。冬は中の暖かさを逃さず、夏は外からの熱をカットするので、外装仕上げの種類に左右されることなく、室内の気温を保ってくれるのです。

そして換気も重要なポイントですが、最近耳にするのが「微気候(びきこう)」の調節です。聞き慣れない人もいると思いますが、これは窓の大きさや位置、すだれやカーテンの設置、さらには家の周りの植栽計画によって、住まいの光と風の取り入れ方を調節しようということです。要はちょっとした工夫で住み手にとって快適な「微かな気候」をつくりだそうというような考え方です。
窓の多い、風通しのいい家こそ、「微気候」の調節による、心地よい暮らしが実現し、断熱材だけが家の快適な温度をすべてをカバーするのではありません。風通しのいい構造や周辺の緑の植え方で、その力は発揮されるのです。
昔から常緑樹を植えれば夏は葉の蒸散で冷気を生み出し、冬は風を防ぎます。南側には落葉樹を植え、夏は茂る葉で日光をさえぎり、冬は葉を落として日差しを取り入れます。こんな植栽計画を実現すれば、自然と仲のいい快適な暮らしができます。

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